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ortho 口呼吸は歯並びの悪さに影響を与えます

口呼吸は歯並びの悪さに影響を与えます

私たちは本来、鼻で呼吸することで細菌の侵入を防ぎ、吸気の湿度や温度を調整しますが、近ごろはさまざまな要因から口呼吸になってしまっている方が増えています。口呼吸は肺に過度の負担をかけるだけでなく、感染症にもかかりやすくなり、さらに口腔内が乾燥し、むし歯や歯周病のリスクが高まり、口臭も心配です。さらに気をつけなければならないのが、歯並びの乱れです。

口呼吸がなぜ、歯並びに悪影響を与えるのでしょうか? それは口呼吸をしているとお口まわりの筋肉が弱まり、舌の位置が下にずれ、お口まわりの圧力バランスがくずれるので、歯並びも乱れてしまうのです。

カウンセリング

そのため、横浜市港北区日吉本町の医療法人博愛会(社団)日吉台歯科診療所「矢島歯科医院」では、歯並びの乱れを整える際にはまず舌のトレーニング「口腔筋機能療法(MFT)」を行います。そしてお口まわりの筋肉のバランスを整えてから、マウスピースを使って矯正治療を行うのです。また顎関節症も舌のトレーニングから開始して、マウスピースを使います。

当院ではマウスピースを
使用する矯正システムを
おすすめしています

当院ではマウスピースを使用する矯正システムをおすすめしています

マウスピースは薄く透明で歯並びに合わせてつくります。そのため、装着時の違和感が少なく、ほとんど目立ちません。一日のほとんどの時間を装着していただく必要がありますが、取り外しができますので、飲食時には外して何でも好きな物が食べられます。また、歯のブラッシングもとくに工夫することなくいつもの通り行えて、マウスピースの洗浄もかんたんです。

少しだけ形の異なるマウスピースを一定期間ごと(だいたい2週間ごと)に取り替えながら、歯を理想の位置に動かしていきます。少しずつ歯を動かすため、装着時の違和感や痛みが少なく、なめらかな形状のプラスチック製なので、唇や頬にあたっても痛くありません。そのため当院ではマウスピースによる矯正システムを採用しています。

マウスピースを使う矯正システムのメリット
  • 目立ちにくい
  • 取り外しができる
  • 飲食に支障がない
  • いつもと同じようにブラッシングできる
  • マウスピースの洗浄がかんたん
  • 痛みが少ない
マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)を使用します

マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)を使用します

マウスピースを使った矯正システムの一種で、患者様のお口のデータを米国アライン・テクノロジー社に送ると、患者様一人ひとりに合わせて作製された透明なマウスピースが届けられます。そのため高い精度の矯正治療が可能です。インビザラインは世界100か国以上で800万人を超える症例数があるため、実績のあるマウスピース矯正です。

口腔内スキャナー「iTero」による
高精度のスキャニングで
正確な型取り

口腔内スキャナー「iTero」による高精度のスキャニングで正確な型取り

口腔内スキャナーを使うと、お口の中の光学スキャンによって、データを収集し、コンピュータ上で口腔内を立体的に再現できます。通常は、歯型を採取するために、シリコンのかたまりをお口の中に入れて硬化するまでじっとしていなければなりません。患者様に大きな負担がかかります。しかしスキャンするだけなら、患者様にほとんど負担がかかりません。

口腔内スキャナー「iTero」を利用するメリット
  • お口の中の正確な情報が得られる
  • シリコン印象で生じやすいズレの心配がない
  • 整合性の高いマウスピースの作製が可能
  • 患者様の負担が少ない
  • すぐにモニタで口腔内を確認できる
  • 歯並びが整っていく過程のシミュレーションができる

マウスピース矯正の流れ

STEP1:カウンセリング

STEP1:カウンセリング

マウスピースを使った矯正治療を開始するまえに、治療の流れや治療期間、費用などの目安をご説明します。不安や疑問な点などがありましたら、何でもお気軽にご相談ください。丁寧に、わかりやすくご説明します。

STEP2:精密検査

STEP2:精密検査

マウスピースを使った矯正治療をご希望の患者様の口腔内写真やレントゲン写真を撮影し、さらに光学スキャンして、お口の状態の詳細情報を収集します。そしてコンピュータ上で立体画像を構築して確認します。

STEP3:治療計画の立案

STEP3:治療計画の立案

検査結果をもとに精密診断を行います。治療開始から完了まで、歯をどのように動かしていくのかを立体画像でシミュレーションするのです。この段階で、治療期間と治療費用をご提示します。治療計画にご同意いただけましたら、マウスピースを発注します。

STEP4:むし歯や歯周病の治療

STEP4:むし歯や歯周病の治療

むし歯や歯周病などのお口のトラブルがある場合には、マウスピースによる矯正治療を行うまえに治療します。当院ではできるだけ患者様の負担を抑え、できるだけ歯を残し、できるだけ歯を削らない治療を基本にご提供します。

STEP5:治療開始

STEP5:治療開始

マウスピースをはめて治療開始です。初期段階では月に1回、そのあとは、2~3ヶ月に1回のペースで通院していただきます。マウスピースは1日20時間以上装着し、医師の指示通り、10日~2週間ごとに取り替えていってください。治療期間の目安は1~3年です。

STEP6:保定期間

STEP6:保定期間

歯並びが整いましたら、歯が元の位置に戻らないように保定期間に入ります。約1~3年間、保定装置(リテーナー)を装着してください。保定期間中は約6ヶ月に1回のペースでご来院ください。